モデルハウスってどんなところ?
ここでは、モデルハウスを見学するメリットと、オープンハウスやショールームなどの違いについて解説します。モデルハウスを見学して、自分が新しい住まいで暮らす時のイメージを膨らませんか。
モデルハウス見学で家づくりのヒントを得よう
モデルハウスは、実際の暮らしをイメージしてもらうために建てられます。それぞれが持つ住まいのイメージは異なるからこそ、自分達の暮らしに合った家づくりが必要です。
ここでは、北海道のモデルハウスを見学することで得られる「家づくりのヒント」について解説していきます。モデルハウスの見学でどのようなメリットが得られるのか、見学を決めかねている人はぜひ参考にしてみてください。
自分が建てるべき「等身大の家」がわかる
大手ハウスメーカーの建物が一度に見られる展示場は魅力的ですが、各社が競うため、どうしてもハイグレードな仕様の建物ばかりが集まりがちです。
展示場で家づくりのイメージを固めてしまうと、予算では叶えられる範囲が限られているので、予算オーバーやモチベーションの低下に繋がることも。モデルハウスなら等身大の家づくりが分かるため、予算内で納められるほか、リアルな暮らしを想像しやすいでしょう。
自分が求める「性能」に触れられる
断熱等級6・7が新設され、高気密高断熱の住まいづくりが当たり前になる中、ハウスメーカー各社が高気密高断熱とうたっているため、違いがよく分からないという人は少なくありません。
しかしモデルハウスを見学すると、実際に見て触れることができるため、それぞれの住宅性能の違いが確認できます。足元は寒くないか、窓は冷たくないかといったように、住宅性能を体感できることもモデルハウス見学のメリットです。
自分が建てられる「予算」を決められる
モデルハウスを見学するメリットは、予算が決めやすいという点にあります。モデルハウスの価格や仕様を確認して、何を引けば予算内に納まるのか、あるいは何だったらプラスしても予算内で納められるのかを確認できます。また世帯の年収・年齢・家賃・支払い可能額をみて、具体的な予算も決めやすいでしょう。
「未来の家」がイメージできる
家づくりに何年かけるかは人によって大きく異なるものです。人によっては数年かけて理想の住まいを作り上げることも珍しくありません。今はまだタイミングではないと思っている人も、早めに情報収集をすることで、未来の住まいづくりのイメージを膨らますことができます。
お子さんと一緒に見学できるモデルハウスはたくさんあるので、もしお子さんがいるご家庭でも気兼ねなく見学しやすいでしょう。
住宅展示場・オープンハウス・ショールームとの違い
住宅展示場・オープンハウス・ショールーム・モデルハウスと住宅を見学できる場はたくさんありますが、それぞれどのような違いがあるのかを解説していきます。
住宅展示場
住宅展示場は各ハウスメーカーが一カ所に集まっているため、それぞれ比較検討しやすいことが特徴です。各社を一度で比較できるとあって、ハウスメーカーが力を入れて住宅を建てているため、グレードの高い住宅が集まりやすい傾向があります。
オープンハウス(見学会)
オープンハウス(見学会)は、新築住宅や中古住宅を見学できるように一般公開している状態です。住宅の販売時や、住宅完成時にオープンハウスが開催されます。完成見学会では、他の家庭が建てた住宅を見学できます。なお予約を入れなくとも見学できるケースだけでなく、事前に予約が必須になるケースもあるため注意しましょう。
ショールーム
ショールームは、住宅設備メーカーや家具メーカーが自社商品を展示している施設のことです。詳しい説明を聞けるだけでなく、実際の設備を近くで確認できます。
モデルハウス
モデルハウスは、ハウスメーカーがつくる等身大の住宅で、Web上に画像付きで所在地や住宅情報などが公開されています。建売物件(分譲住宅)も含まれており、ある程度の期間にわたって開放されているので、誰でも気兼ねなく見学することが可能です。
リアルな暮らしを想像しながら、住宅性能の違いや予算について具体的な答えを見つけることができる場所。住宅展示場、オープンハウス等とは似て非なるものなので、自分の「家づくりの現在地」に合わせて利用するといいでしょう。